【出産入院&退院時】30代ママ向け簡単キレイの髪型&お化粧法
出産後も「最低限身だしなみは整えたい」と感じている大人ママへ。入院中、肌に負担をかけず、安心&時短でキレイになれる方法をご紹介。
出産直後、赤ちゃんと母体の回復が最優先
前提として、産後の病院内では、ほとんどのママはすっぴんです。産院によっては、メイクやネイルは禁止というところも。なぜなら看護師さんがママの顔や爪の色を見て、貧血状態など体調をチェックする必要があるからです。
お化粧禁止でない病院でも、出産後のママが自分自身に構うことは難しいのが現実。
まず、時間が無い!2時間おきの授乳、検診、沐浴講習など入院中は意外と過密スケジュールなんです。そして、余力が無い!出産によって母体に大きな負担がかかっています。まずは体力回復が優先なので、自分のキレイにまで構う余裕はなかなかありません。
また、お化粧すること自体に抵抗感があります。
まず、生まれたばかりのカワイイ我が子に、メイクをつけたくないですよね。抱っこした時に、ファンデが赤ちゃんの頬や手についたら・・・と思うと心配になります。
それに、入院中は、昼間不定期に睡眠を取るママが多いんです。もしメイクした場合は、お化粧したまま眠ることになり、出産後ゆらぎがちな肌に負担をかけることになります。
とはいえ・・・くすんだ素肌に眉無し、ぼさぼさヘアは抵抗あり
Photo by sunabesyou/Shutterstock
私もアラフォーママなのでよくわかりますが、マル高出産の場合、すっぴんを見られることに非常に抵抗があるのも事実。20代若ママのようなハリツヤ肌なら素肌でも良いですが、30代になるとすっぴんに自信がなくなります・・・。
親戚や友人の面会、退院時など、最低限「身だしなみ」として顔や髪型をキレイに整えておきたいですよね。
安心&手軽!出産後のママ向けキレイ大作戦
そこで、赤ちゃんとママの肌への影響が小さく、手間がかからないテクニックをご紹介!作戦は大きく分けて2つあります。
なお、メイク商品に関しては、スキンケアの延長ででき、普通の洗顔料だけで落とせて、そのまま寝ても大丈夫なものを厳選しました。
作戦1: 小物を活用し、素肌から視線をそらす
作戦2: 重要部分(頬・眉・唇)だけ狙い撃ち
ご自身の体調やTPOに合わせ、くれぐれも無理はせずに!まずは赤ちゃんのケアとママの体力を優先しながら、作戦を実行してくださいね。
作戦1: 小物を活用し、素肌から視線をそらす
まずはお化粧に頼らず、メガネや髪型を工夫することで、すっぴんから視線を外させる作戦をご紹介します。
① クマを“消す”メガネ
肌トラブルを目立たなくさせるデザインのメガネをかけましょう!
クマの上にちょうどフレームが重なるデザインが、すっぴんをキレイに見せるベストメガネ。実際にメガネを試着し、クマにかかるような形のメガネを選びましょう。また、黒や茶など濃い色の、太いフレームを選ぶと、美人度がアップ!フレームのインパクトで、クマやシミ・毛穴など肌トラブルから視線を奪うことができます。
メガネはかけるだけで、一瞬で変身できる手軽さが嬉しいですよね。
② 美人に見せる時短ヘアアレンジ
髪という「顔の額縁」を美しくすることで、すっぴんをキレイだと錯覚させちゃいましょう!
【 ロング・セミロング向け髪型 】
手軽にこなれ感が出せる「くるりんぱ」なら、お疲れ感を払拭できます。髪を後ろでひとつに束ねると、髪が自身や赤ちゃんの顔にかからずに授乳できるので、実用的な髪型でもあるんです。
くるりんぱは、ゴム一個あれば、どんな不器用ママでもわずか30秒で完成!
ちなみに、上記写真は、今朝の私の時短スタイリング。子供が遊んでいる一瞬の隙に、髪をざっと手ぐしで整え、くるりんぱしました。
参考: くるりんぱの作り方
① 髪をひとつにゆるく結びます。(写真左)
② ゴムの結び目の上側の髪を根元から左右2つに分けて、毛束を通す穴を作ります。(写真中央)
③ 結んだ毛束を上から穴に通し、下に引っ張れば終了!(写真右)
※最後に、トップの毛を少しつまんで後頭部にボリュームを出し、ナチュラルに仕上げてもOK。
※太めのゴムを使う場合は、ゴムが隠れるようにバレッタやコームをオンするのがおすすめ。
【 ボブ・ショート向け髪型 】
朝、顔を洗う時にも役立つ「カチューム」がおすすめ。つけるだけで、可愛さがアップします。
レース素材やビジュー付きだと結婚式参列者っぽくなるので、カジュアルな素材の、シンプルなデザインを選びましょう。幅が太めのカチュームだと、今っぽく見えますよ。
③ マイナス5歳なツヤツヤ髪
どちらの髪型も、「スキンケア用オイル」を使って、髪の毛のスタイリングをしましょう。スキンケアにも使えるオイルを流用すれば、万一赤ちゃんがママの髪を触っても安心。髪にツヤがあるだけで、若々しく見えますよ!
【ハーバー】 高品位 スクワラン
こちらは髪にも、顔・体にも使える万能オイル。スタイリング時、パサついた毛先部分に軽く馴染ませましょう。
無添加で、赤ちゃんにも使える安心な商品です。退院後はベビーマッサージ用のオイルとしても使えますよ!
作戦2: 重要部分だけ狙い撃ち
顔を印象を左右する重要な部分だけ、肌に負担をかけずに、キレイに整えましょう。
狙うのは、以下3つの部分だけ。
① 頬の三角ゾーン
② 眉
③ 唇
① 美肌だと錯覚させる頬の三角ゾーン
人間の目は、頬の三角ゾーン(上記写真の黒ライン内)が綺麗だと肌全体までも美しいと錯覚するそうです。赤ちゃんの手が触れる可能性が高いフェイスラインを避け、この美肌を印象付ける三角ゾーンだけ集中して補正しましょう。
肌補正に使用するパウダーは、メイク用品ではありません。使うのは、そのまま寝ても大丈夫で、洗顔料だけで落とせる、肌に優しいケアするパウダーです。
【イニスフリー】 ノーセバム ミネラルパウダー5g
こちらはテカリを抑えてマシュマロ肌を保たせてくれるパウダー。ミネラルたっぷりの美容成分入りのスキンケアです。自然にお肌を均一に見せてくれて、美白まででちゃう美容スキンケアパウダーだから、すっぴん肌にポンポンしておくだけで素肌がキレイ風に。お肌に優しいミネラルパウダーだから、1日使えてお昼寝しても安心ですね。
白浮きせずにテカリを抑え、ひと塗りでキメが整うので、退院後も、近所へのお買い物時などちょっとしたお出かけ時に活躍するはず。
より安心志向の方は、本来赤ちゃんの肌につけるベビーパウダーを流用するのがおすすめ。ベビーパウダーなら、万一赤ちゃんが触っても安心ですよね。
肌にふんわりヴェールがかかり、毛穴やキメの荒さをさりげなくカバーしてくれます。サラッとした仕上がりです。
パフを新しいものに変えれば、退院後、赤ちゃんのあせも予防用として使えますね。
※上記2つは、肌ケアできるパウダーとしては珍しいプレスド(固形)タイプ。粉飛びしにくく、容器も薄いので、携帯に便利な商品です。
② 表情豊かな美人眉
肌を整えたら、次は眉。なぜなら、眉は人の表情や人相を印象づけるパーツだからです。
ナチュラルな太眉のママはそのままで大丈夫ですが、ひな人形のような短い眉のママは、そのままだと不安ですよね・・・。入院中、人に会う前などは、洗顔料で簡単に落とせる、肌に優しいアイブロウを使って、軽く眉を描きましょう。
やわらかなペンシルはするっとなめらかにラインを描くことができ、美しい仕上がりを長時間持続。タルク・シリコン・鉱物油・ナノ粒子・石油系合成界面活性剤・カーボンブラックはすべて不使用!目元の皮膚が敏感な方もご使用いただけます。クレンジング剤は不要で石鹸で落とすことができるので、入院中、クレンジングする余裕がない時でも安心ですね。
③ イキイキ感のある唇
検診の時は、唇に色をのせるのは避けるべきですが、友人がお見舞いに来た時、退院時など、写真撮影時のタイミングだけは、少し元気さをプラスしたいですよね。そんな時は色付きリップで、血色とツヤでイキイキ感復活させましょう。
【ニベア】 ナチュラルカラーリップ ブライトアップ(チェリーレッド)
唇のくすみを消し、ほんのり血色をプラスできるのが、こちらのリップクリームです。素肌に似合う、透明感のある赤みです。口紅と違って色が残りにくいので、検診前に軽くティッシュでふき取れば大丈夫ですよ。
いかがでしたか?
入院&退院時のシチュエーションに合わせて記事を書きましたが、退院した後、ご自宅で引き続き使える商品とテクを選んでいます。赤ちゃんと一緒に近所をお散歩する時、親戚が泊りに来た時など、負担のない形でママも身だしなみを整えてくださいね。
beamy編集部は、みなさんのハッピーなご出産&育児生活をこれからも応援しています!