食事で「もちぷる肌」を目指す!肌の調子を整える食べ物7選
お肌に良いお化粧品や、高級スキンケアで毎日お肌をいたわっていても、「なかなか改善されない」なんてこともありますよね。そんな時は一度、食事を見直してみてはいかがでしょうか?今回は食事で「もちぷる肌」を目指す!肌の調子を整える食べ物7つをご紹介します!
お肌と食事の関係
身体はあなたが食べたもので出来ています。肌のターンオーバー(古い肌が剥がれ落ち、新しい肌に入れ替わる代謝のこと)は正常な状態で約6週間で行われると言われています。つまり、6週間前の肌と今の肌では既に違う肌なのです。そして、今の肌はこの6週間に食べたものから作られています。また、ターンオーバーを正常に保つためには、食生活のバランスが取れていることが必要です。
その他、睡眠時間の乱れやストレス、タバコ、疲労、アルコール、ダイエット、便秘や運動不足によってもターンオーバーは乱れます。しかし何よりも大切なのは、食生活を正常に保つこと。肌を作る元をきちんと摂取できていなくては、健康な肌を作ることはできません。
ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントとして、数多くのファイナリストの指導を行ったエリカ・アンギャルさんも自身の著書「世界一の美女になるダイエット」でこのように語っています。
何を食べるかで、あなたがどんな体になるのか決まります。基本の栄養素が満たされて初めて、痩せやすい体、美しい肌、やる気に満ちた心を手に入れることができるのです。
引用:世界一の美女になるダイエット
そのくらい、食事はその人を構成する基礎となるものです。若々しく美しい肌を作るために、まずは正しい食事習慣を身につけましょう。そして肌に良い食事というのは、身体全体にとって最良のものになるんです。そう、「肌がきれい=身体の内側からきれい」ということなんです。
そして内臓や身体を健康に保ち、肌を美しく保つためには、適度な運動と安定した睡眠が必要になります。過度なダイエットなどで食事のバランスが崩れれば即座に肌に影響するため、日頃から適度な運動を行い、地道な体型維持に努めましょう。そのためには、やはり正しい食生活で運動できる身体を作り、仕事疲れだけではなく充足した運動による疲れを身体に与え、安定した睡眠を得ることです。何事も食事から始まるんですね。
「もちぷる肌」を目指すための食べ物7選
お水
美しいお肌を作るために、まず欠かせないのはお水。水分が欠乏した状態では健康なお肌を維持できません。乾燥したお肌はかさかさしたり、水分不足を補おうと余分な皮脂が出て油っぽくなってしまったりします。あぶら症のお肌は、実は水分不足から引き起こされているんです。
そして皮膚の常在菌のバランスが崩れ、毛穴に炎症が起こったりします。皮膚に住む菌は肌の健康バランスを整えてくれていて、ニキビを引き起こすアクネ菌などもこの常在菌に入ります。皮膚のバランスが崩れると、これらが暴れ出してしまうんです。
水分はきちんと摂り、お肌の状態を整えてあげましょう。
魚
魚介類にはオメガ3脂肪酸が豊富に含まれているものが多くあります。オメガ3脂肪酸には皮膚の炎症を鎮める効果があり、これは肌の剥離、乾燥、くすみの原因を取り除くことにつながります。
1日90グラム、魚でいえば1切れ程度以上を摂取するのが望ましいと言われており、タラ、サバ、エビなどに特にオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。
お肉に比べてやや価格が高い傾向にある魚介類ですが、身体に良いことは皆さんご存知の通り。お肌にもとてもいい食材ですので、継続的に摂取出来るよう習慣付けていきたいですね。
オーツ麦
身体と肌を強くしてくれる食材である、オーツ麦にはセレニウムが含まれています。これは長期的な観点でみると、細胞の突然変異や腫瘍の原因となるような細胞をカバーしてくれる存在です。
そしてオーツ麦に含まれるプロバイオティクスが体内のプロバイオティクスに働きかけ、免疫システムを強化してくれます。オーツ麦はグラノーラなどで摂るのが食べやすくておすすめです。
ナッツ類
ナッツ類には皮膚を紫外線から守ってくれると言われるエラグ酸が含まれています。抗酸化物質、ビタミンAやビタミンEの他、様々なミネラル、肌にいい栄養素が豊富に含まれています。更に肌ツヤや免疫の土台である細胞を作る亜鉛まで摂取できる優秀な食品です。
卵
卵にはカロテノイドの一種であるルテインが含まれています。ルテインは肌の水分を保ち、若々しい張りを与えてくれます。
また、適度な皮脂の分泌を促すことで、肌を輝かせてくれます。そして卵はタンパク質を多く含む食材!新しい細胞を作るために必要な、たんぱく質は健康なお肌作りに必要不可欠な成分です。
野菜
多くの葉野菜にルテインと肌のダメージを食い止めるゼアキサンチンが含まれています。葉野菜は料理のレパートリーが幅広く持てる食材ですので嬉しいですね。
ピーマンにはビタミンCが豊富に含まれています。これにより体内のコラーゲンが増加し、若々しい肌を保つことが出来ます。また免疫システムにも影響して、風邪をひきにくい体質へと変化していきます。風邪をひくと体調が崩れ、食生活が乱れ、肌のバランスも崩れてしまいます。ビタミンCは意識して摂るようにしたいですね。
ビタミンCといえば、キウイも強い味方です。キウイを1つ食べれば1日に必須なビタミンCの141%を摂取できると言われています。これにより、コラーゲンの破壊を中和できるのだとか。コラーゲンの破壊はしわの発生につながります。キウイで美味しくしわ予防をしましょう。
トマトに含まれるリコピンは、肌にもともと含まれている色素です。これをトマトからも摂取することによって、長期的に紫外線からのダメージを軽減することが期待できます。紫外線によって体内に生成される有害な物質を中和する効果が見込めます。
キノコ類
キノコ類は肌を日焼けから守ってくれるミネラル、セラニウムを豊富に含みます。日焼けはシミの原因にもなります。日頃からキノコをたくさん食べて、日焼けに負けない強い肌を作りましょう。
こんな食べ物はお肌に危険かも
塩分が多すぎる食べ物
塩分の多すぎる食品は避けた方がいいでしょう。塩分の摂りすぎは身体にも肌にも大敵です。また添加物の多い食品も考えものです。なるべく外食を避け、自炊で食材そのものの味わいを引き立てる調理を心がけることが美肌への近道です。
過度のアルコール摂取
更に過度のアルコールもあまり良くありません。アルコールは肌のターンオーバーに負担をかけます。ワインなど、肌に良いポリフェノールを含むものもありますが、適量を守るようにしましょう。就寝前の飲酒は特に肌への負担が大きくなります。
カフェインの取りすぎ
カフェインの多い飲料も同様です。肌への負担に加え、利尿作用によって潤いを奪われてしまいます。コーヒーや紅茶を1日何杯も飲むという方は、「1杯分ノンカフェインコーヒーに変える」「水分をしっかりとる」など工夫してみるのも良いでしょう。
この3つの他にも「1つの食材のみ偏って食べる」「暴飲暴食」などは体に負担をかけることもあります。極端な食事をしない事と、いろんな食材をバランスよく摂取する事を心がけましょう!
まとめ
もちぷる肌を目指すには、まず正しい食生活から。そして正しい食生活は、美味しい食材を美味しく食べるところから始まります。
野菜、フルーツ、きのこ、穀物、ナッツ、魚介類をバランスよく使い、ぷるぷるつやつやの肌を目指していきましょう。