はんなり着物美人に!自分で出来る簡単『和装髪型』のやり方
どんな不器用さんでも、自分で簡単にセット出来ちゃう!着物に似合う華やかな和装髪型のやり方を、画像&手順付きで優しく伝授します♡
大和撫子は、やっぱり和装!
出典:https://wear.jp/
結婚式、お子さまの入園式や七五三のお参り、お呼ばれの場など晴れやかなイベントでは、やっぱり華やかな着物を着たいですよね。着付けは美容院に頼んでも、ヘアアレンジは自分でやりたいという方も多いようです。
そこで、着物に映えて美人見えするのに、超カンタンなヘアアレンジをご紹介します!不器用な方でも、自分で簡単にスタイルングできる髪型を厳選しました。
着物に映えるオシャレな髪型とは?
和装を引き立てるヘアスタイルのポイントは、次の3つです。
① 抜け感を生み出すヘアアレンジ
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着物を着るときに普段使いのダウンヘアを合わせると、全身が重たく見えがち。襟足や顔周りの髪をスッキリまとめて肌を出すと、抜け感と色っぽさが生まれます!
② 華やかでボリュームある髪型
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ひっつめただけの“お地味ヘア”だと、華やかな着物に負けて顔周りが貧相に・・・。ハレの日に相応しく、ヘアは“盛る”のがコツ!特に髪がボリュームダウンしがちな40代以上の大人女性は、トップ部分やまとめ髪部分にふくらみを持たせ、華やかに仕上げましょう。なお、毛先を散らして遊ばせるのはやや古い印象です。三つ編みやねじりで髪表面に動きを出し、毛先は巻き込んでまとめると、今っぽさが生まれます。
③ レトロ感をプラスした髪型
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今、浴衣や着物はレトロな柄が人気。ヘアスタイルもどこかレトロ風にすると、クラシカルだけどトレンド感のある若々しい印象に。「着物を着ると老けて見える・・・」という人は、ぜひ流行のレトロ感を取り入れて!
和装ヘアセットのコツ
和装の髪型をキレイに仕上げ、長時間キープするコツ、それはスタイリング剤をしっかりと使うことなんです。セット前にワックスやスタイリングフォームを髪全体にしっかり馴染ませ、仕上げにハードスプレーで表面を整えましょう。これによって、美しく整った毛流れとツヤを出が生まれ、華やかで動きのあるスタイルが完成します。また、髪型を美しくキープすることも可能になります。
【長さ別】簡単セルフアレンジ
ここからは、不器用な方でも自分で簡単にできるヘアアレンジ方法を、ショートヘア/ボブ/セミロング/ロングと、髪の長さ別にご紹介していきます。
★ 和装時のショートヘア
『片耳出しアレンジ』
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ショートヘアの方はおろしたままのいつもの髪型で済ませてしまいがち。でも、髪表面に動きを出し、顔周りをスッキリさせるだけで清潔感が生まれ、ショートヘアでも女っぽさが漂いますよ。入園式・卒園式など学校行事はもちろん、華やかなヘアアクセをプラスすれば結婚式にもピッタリ!
【アレンジのやり方】
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① 髪全体をコテでゆるく巻き、ヘアワックスを馴染ませる。
② 髪を7:3に分け、「3」に分けた側のサイドの髪を耳にかける。
③ トップの毛が耳の上に落ちてこないようにヘアバレッタで留める。
④ 「7」に分けた側の前髪を斜めに流す。
★ 和装時のボブ
『顔周り編み込みアレンジ』
ショートヘア同様、アレンジしにくいボブですが、ひと手間プラスするだけで見違えますよ。今回ご紹介するのは、顔周りを美しく見せる好印象スタイル!お稽古事やちょっとしたお呼ばれの場におすすめです。
【アレンジのやり方】
① 髪を8:2に分けて、毛先は大きめの内巻きカールに仕上げる。
② 「8」に分けた側の髪の毛を取り、前髪を巻き込むように編み込んで、細いゴムで結ぶ。
③ 編み込みした毛束を耳の後ろに持っていき、ピンで固定する。
④ ピンを隠すように耳上の毛を③にかぶせる。髪表面にヘアオイル等を馴染ませ、切れ毛が浮かないように毛流れを整える。
★ 和装時のセミロング
『毛先くるりんアップ』
毛先を中に入れ込み、キレイなふくらみを持たせた、あでやかなレトロ風まとめ髪。低めの位置でまとめているので、30代・40代の方にもオススメ。結婚式や入園式・卒園式、謝恩会などおめでたい席に合うセルフアレンジです。
【アレンジのやり方】
① 耳上の毛を後ろで結び、トップを少し引き出してボリュームを出す。
② 残りの耳下の毛と、①の毛束を一緒に結ぶ(A)。さらに、毛先部分もゴムで結ぶ。
③ 毛先が中に入るようにくるくる巻いて指で押さえた部分を、(A)のゴム付近にピンで固定する。
④ 巻いた髪の右端部分をピンで下の毛と絡めるように留める。
⑤ 同様に、左側部分もピンで留める。
⑥ バランスを見ながらトップを引き出し、ハードスプレーをかけて表面を整え、最後にかんざしを飾る。
★ 和装時のロングヘア
『三つ編みアップ』
ロングヘアは三つ編みにしてまとめることで、クラシカルなのに今っぽい雰囲気になります。三つ編みアレンジは崩れにくいので、長時間のイベントでも安心。カジュアルな結婚式やお呼ばれの場におすすめです。
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【アレンジのやり方】
① トップの髪の毛を後ろで三つ編みにする。
② 三つ編みの編み目を指で引き出して崩す。
③ 耳上のサイドの髪を後ろにもっていき、1つに結ぶ。
④ ③をくるりんぱ(*)して、ねじった部分を指でゆるめて崩す。
⑤ 残りの髪の毛を三つ編みにする。
⑥ ⑤の三つ編みを毛先から巻き込んでいき、③のゴム付近にピンで留める。飾り用のコームを挿せば完成。
*「くるりんぱ」のやり方
① ゴムの結び目の上側の髪を左右2つに分けて、毛束を通す穴を作る。
③ 結んだ毛束を上から穴に通し、下に引っ張る。
『ウィッグを使ったヘアアレンジ』
「着付けに時間がかかるから、ヘアセットする余裕がない・・・」というロング・セミロングの方は、思い切って和装用のヘアウィッグを使うのも手です。和装用のウィッグはクラシカルでボリュームの出るデザインを選ぶと◎。美容院でセットする費用や時短効果を考えれば、コスパは高いですよ!
【アレンジのやり方】
① 自毛を低めの位置で1つに結び、できるだけ小さくシニオンでまとめます。
② 自毛でつくったシニオンの少し上の部分に、つけ毛内側のコームをさしてウィッグのカップをシニオンにかぶせます。
③ かぶせた後、Uピンを使って、つけ毛と自毛を固定させてます。
着物に合うアクセ
最後に、和装ヘアアレンジの完成度を高めてくれる髪飾りをご紹介。1,000円台でお得に購入できて、“ババ臭く”見えないデザインをセレクトしました!
こちらは、挟むだけで華やかになるクリップタイプのヘアアクセです。シックで上品な色合いなので、着物との相性がいいですね。アップヘアでもダウンヘアでも簡単に使えます。
インスタで人気に火が付き、流行必至と言われている「ヘアバトン」を和装ヘアに取り入れるのもおすすめです!その名の通り、バトンのような形のヘアアクセは、髪にさすだけで簡単にオシャレ見えが叶います。和装の時にかんざし感覚で使うと、今っぽい印象に!カジュアルファッションとも好相性だから、長く活躍しますよ。
バレッタやゴムタイプが上手く使えないという方は、このスクリューピンがおすすめ!つけたい箇所にフワッと軽めに押しあて、髪にくるくると巻きつけるだけで、パーティーヘアの出来上がりです。パールならドレスはもちろん着物だってGOOD。
いかがでしたか?着物を着て過ごす大切な一日、あなたの手で華やかなヘアスタイルを作って素敵な時間を過ごしてくださいね!
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